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高解像度カメラは100km上空観測用...今回の写真は機能点検の一環

去る1日、月探査船タヌリが宇宙を飛行して撮った地球と月の写真が公開された。


これらの写真は地球から約124万km離れた地点で先月26日と29日それぞれ撮影された。韓国が地球重力圏の外で最初に撮影した写真だという意味がある。           
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ところが、これらの写真に対して「スマートフォンで撮った月の写真より画質が良くない」「21世紀になぜ白黒写真なのか」などの反応もあふれた。韓国の先端科学技術が集約されたタヌリはなぜ低画質の白黒写真を撮って送ったのか?

これは、タヌリに載せられた月探査用高解像度カメラ(LUTILunar Terrain Imager)の任務と機能、タヌリと他の搭載体との重さや燃料バランスなどに関連する問題だ。           

■タヌリ高解像度カメラは月上空100㎞観測のための装備

LUTIは月上空100㎞の高さを回り、月の地形を観測するために韓国航空宇宙研究院が自ら開発したカメラだ。一方、今回撮った写真は地球から124万km離れたところで機能点検のために撮影したものだ。設計時に念頭に置いた作業距離より、なんと1万2千倍以上離れた距離で撮られたわけだ。

解像度が落ちるしかない。地球から月までの弾道型月転移(BLT)方式で航行中に地球と月の写真を撮ることは、タヌリの任務ではない。

LUTIの最も重要な任務は、月軌道に入った後、月探査船の着陸候補地の正確な地形観測を実施することだ。韓国が2031年打ち上げを目標に開発中の月着陸船が降りる最適な場所を決めるための資料を集めるという目標だ。
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このために、航宇研の研究陣は月の環境に合わせて目標とした任務を遂行する機能を具現しながら、タヌリの限られたサイズと重量に合わせてカメラを設計および製作しなければならなかった。

■白黒で撮影しても核心任務には影響が少ない

LUTI開発を主導したホヘンパル抗宇宙衛星搭載体研究部長は「月面は物質状態が単純であえてカラーで撮影しなくても地形を把握するのに大きな困難がない」とし「月の特殊な環境とタヌリ船体の制約などに合わせて設計したもの」と話した。

 月を観測する装備はほとんど白黒撮影をするという説明だ。また、月は明るい時と暗い時の明るさの差が非常に大きいので、これに合わせてカメラの感度や露出を調節することがより重要だった。

タヌリ自体の大きさと重量による制約も大きかった。タヌリの総重量は678㎏であり、LUTIなど6個搭載体の総重量は34.2㎏である。このうちLUTIに割り当てられた重量は12kgであった。探査船及び搭載体のどの部分でも少しだけ重量や大きさが増えれば月まで行くのに必要な燃料が急増する。このため、タヌリは観測装置をできるだけ多く載せながら燃料を節約するために4ヶ月以上の長い時間がかかるBLT軌跡を選ばなければならなかった。           
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LUTIは重量と大きさの制約の中で月の特殊な環境に合わせて耐久性と解像度を高めなければならなかった。これにより、特別な有益性のないカラー装備を載せて少しでもCCD素子を増やしたり、部品サイズを増やすよりも白黒撮影装備を載せることにした。

ホヘンパル部長は「月上空100㎞高度で月面を撮影して地形を観測する任務を遂行しながら燃料と大きさの制約を合わせるための選択」とし「先進国のどの衛星装備に劣らず環境の制約と要求性能の間でバランスをよく合わせたと自負する」と話した。

■我が国の月着陸船着陸候補地発掘     

LUTIは2つの同じ望遠鏡を装着、観測幅を広げ、光学部と電子部それぞれが独立した2組を構成し、信頼性も高めた。来年1月、タヌリが月軌道に安着した後、韓国の月探査船の着陸と遠隔探査のための候補地域を探す任務を遂行する。

40余りの着陸候補地域を導出する一方、未来の月探査のための候補地域も探索する。国内外の科学研究のためにもLUTI映像資料を活用する計画だ。

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ダヌリには、この他にも月全域に対する多波長偏光映像を撮影する広視野偏光カメラ(ポルカム)や宇宙空間の磁場を測定する磁場測定器、月表面資源探査の基盤となるガンマ線分光器などが載っている。

米国航空宇宙庁(NASA)の要請に応じて、月極地方の陰影領域を観測するシャドーカムと深宇宙インターネット網実証のための通信装備も注目を集める。           
https://n.news.naver.com/mnews/article/092/0002267143?sid=105


韓国・反応


・いや、常識的に月と地球と一緒にフレームに入れて撮ったのなら、地球で月を撮ったものよりもずっと遠くから撮ったものだろうに、ぼやけて撮られるのは当然ではないだろうか?月と地球が隣町の距離だと思っているのか?間に地球が30個並ぶ距離だ‥



・枝葉だけ見る人が多いので、むしろ公開しない方が良いのかもしれない



・120万km離れて地球と月が一度に。ギャラクシーで可能だろうか?



・専門分野をよく知らず投じるコメントに親切に応じる科学記事‥



・タヌリが撮ったところからスマホで撮れば、画質が良いだろうと勘違いする小学生レベルのコメントにこんなニュースまで出るなんて



・うわ~、家の庭で撮った私の望遠レンズカメラが本当に10倍以上鮮明で明確だよw



・ギャラクシースマートフォンで撮影される月の写真は、合成された写真です。本物の月の写真ではありません‥



・そんな中、米国のNASAの要請で?



・非難のコメントを見ると、ウリナラの国民の政治や科学、スポーツなどが発展せざるを得ない先進国の国民なんだなと感じます。あのような非難が結局次回には反映されて必ず実現してしまうのが大韓民国根性でした。ただすべてのことは初酒で腹が満たされるのではないでしょう



・理由を見ると、もともと任務がそれではないからのようだけど‥それなら衛星が任務ではないことをしてこんなに悪口を言われるのか?



・ところで、なぜロケットから分離した直後、地球に近づいたときに写真を撮らないでそんなに遠くに行ってこそ撮ったのか?



・特別なメリットがあるのかないのか、白黒でだけ撮ってどうして分かるのか?もしかするとカラーの地形を逃すかもしれないじゃん



・月はもともと白黒だ



・携帯電話の方がもっとよく撮れるだろう



・タヌリ号が宇宙進出の始りです。韓国もすぐにジェイムズウェッブのような宇宙望遠鏡を開発することができます。技術力のある複数の会社があります



・とにかく何か一つケチをつけてやろうと目に火を点けているよ。あいつらより遥かに勉強をよくして賢い人たちが作ったものだ



・月は土しかなくて写真を撮っても白黒で出て来る



・これがウリナラの技術の現水準



・地球はカラーで撮影しながら何の言い訳



・NASAが設計したシャドーカムの重さが当初の計画より増えて、燃料を節約しなければならないため、遠くに回っていって代わりにその経路をNASAで設計してくれたということは、もう皆知っている事実ですよね?

↑、その経路も航宇研が作った。後にNASAに検討一度受けた



・実に嘆かわしい者たち‥お前らが科学と技術を分かるの?ただスマートフォンでゲームだけよく回れば最高だと考える水準が‥   (※ウマ娘)



・ギャラクシー22で家で撮った方がより鮮明だ



・みな嘘だという話



・技術はなく釣りばかりしているよ



・食言するなら公開するな



・70年代米国の水準にもならない後進国



・誤解の素地が充分にある写真は上げない方が‥



・予算不足による白黒レンズ設計?



・国の財政の差w



・ただサムソンのカメラを載せて使えば良いと思うが



・話にならない言い分けばかりして平仄を合わせているね。カメラのccd素子が1メートルくらいなのか?差が出ても数センチなのに。地形探査も白黒よりカラーが2億万倍有利なんじゃないか?白黒で見ると、実際に撮られた映像と歪曲されて見えるのがすごく多いんだけど



・おそらくコメントをつける人の中には純粋な韓国人より韓国に嫉妬する他国の人がもっと多いと思う。例えばすぐ隣の国
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・んじゃあ、それをなぜあえて上げて議論の種を作ったんだ?人々は素敵な写真を望む。そのような言い訳をしなければならない写真を望むのではない。理解が可能な研究員同士で回せば良いのに、インターネットを探してもありふれた月の写真より、あえて画質の悪い写真を誇らしいと上げるのか理解できない。自分の機能に合う写真が出て来れば公開すれば良いことだ。知恵のない人たちが何の研究をしても実に情けない