[サイエンスラウンジ] ペアを作って同じ速度で孤独で静かな宇宙空間を同伴飛行する宇宙物体。

宇宙の中で二つの飛行物体が同じ速度で飛行する過程は、男女間の密会という意味を持つ「ランデブー」という単語のように神秘的で美しいようだが、ランデブーは最も高難度宇宙技術の一つに挙げられる。

「インターステラ」など宇宙映画で登場する宇宙船間のドッキング過程のためには、まず宇宙空間で同じ速度で飛行するランデブー過程が必要だが、まだ韓国はランデブーに対する技術を確保していない。

しかし、韓国の科学者たちがランデブー技術確保のための一歩を踏み出そうとしている。7年後、地球に超近接する小惑星アポフィスを国内開発探査船で観測するためだ。

ランデブーは宇宙空間で互いに離れた探査船と小惑星のような宇宙飛行体が近づいて同じ速度で一緒に飛行することを言う。同じ速度で飛行をするため、探査船で見る小惑星の速度、すなわち相対速度は「０」になる。

宇宙空間で遠くにある物体に安全に接近するためには、探査船自ら計算するか、人が制御しなければならない。

また、宇宙空間での密会は、地球で二人の男女、あるいは二つの物体が出会いある速度で動くのとはまったく異なる。一例として、横車線を速く走っている自動車と速度を合わせて一緒に走るためには、速度を上げてこの自動車に追いついた後、同じ速度で合わせれば良い。

今年発射するKPLOのような軌道船は月軌道に投入すれば重力が地球1/6の月に捕まって公転することになる。しかし、アポフィスは重力が地球の数百万分の1に過ぎず、二台の車が並んで走るように、それほど簡単ではない。

さらに、宇宙での速度は道路上の速度とは次元が異なる。小惑星アポフィスの速度は秒速30kmで、弾丸の40倍に達する。各自の軌道でこのように途方もない速度で飛んでいる二つの宇宙飛行体が対をなして同じ速度で同じ間隔を維持し、同じ軌道を回るためには精密な操縦技術と計算が必要である。少しの誤差が生じると探査船が破壊されたり、軌道離脱で探査が失敗する可能性もある。
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韓国天文研究院は2029年、同行飛行（ランデブー・軌道を水平に一緒に回るもの）方式でアポフィス小惑星を直接探査することを目標に探査任務研究を進めている。

事業期間は2024～2030年で、1段階の2024年から2027年までの4年間は、アポフィス探査船システムとアポフィス探査用発射体の開発、探査船の発射を推進する。

2段階で2028年から2030年までの3年間は、アポフィス探査船の深宇宙（地球重力や磁場の影響が及ばない宇宙空間）航行運営制御及びアポフィス観測業務を行うことになる。アポフィスのような大きな天体が地球を通り過ぎることは非常に珍しいことで、人類が小惑星を最も初めて発見した1801年以来、これまでたった一回もなかった。統計上、このようなことは数千年から2万年に一度発生するほど珍しい。韓国もその機会を逃さないために「決断」を下したわけだ。
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政府は研究開発費3873億ウォンを投入し、アポフィス探査に必要な探査船本体と搭載体、4段固体キックモーターを開発して独自発射することになる。これによりランデブー、深宇宙航行、深宇宙通信技術を確保し、2029年アポフィス地球最近接前後の変化を究明する方針だ。

ムンホンギュ天文研博士は「特にランデブーがアポフィス探査任務の中で最も重要な任務の一つ」とし「ランデブーができてこそドッキングが可能で、そうしてアルテミスプログラムにも参加できること」と強調した。

彼はまたランデブーは宇宙ごみ処理に核心である産業技術であると同時に安全保障にも使われると述べた。ムン博士は「ランデブー技術と、標的を探してこれに向かって飛ぶ誘導・航法・管制は科学探査だけでなく国家安全保障にも使われる」と付け加えた。
https://news.v.daum.net/v/20220319060301428など

韓国・反応

・4大河川事業数兆ウォンと青瓦台龍山移転1兆ウォンなど
兆単位のお金を宇宙開発と科学発展に使えばさらに強い国になるはずなのに～

・わずか10日前だけでも見込みがあったがもう駄目だ

・予算がすべてなくなりそうだけど‥
どうか占い師が宇宙に関心があってほしいです

・ユンソクヨル治下では不可能。
すべての腐敗した政治家の究極の目的は財閥になること

・天文、物理、化学、このような基礎科学分野が発達しなければならない。

このような専攻者が良い待遇を受けることができなければならない。
政府はそんな土壌を用意する必要がある

・宇宙分野に均等に投資を沢山しましょう

・応援します。人材育成が未来を先取りすると思います。
物心両面で支援してください

・Good job!!!!

・政権が土着倭寇国お荷物なので不可。期待しないでください

・ロシアウクライナ戦争が起きて科学者たちが脱出ラッシュする時、
早く引き受けて帰化させて大学や研究所で働いて後進養成できるようにすれば良いのに

・おお、そんな技術がウリナラにあるなんて