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[文化ニュース]前売り率1位の興行街道を走る「君の名は。」一部の観客が上映中過激な行動を見せひときわ迷惑がひどいという議論を起こしている。
「君の名は。」は、去る4日国内封切りされて、日本アニメでは珍しくボックスオフィス1位を占め、8日までの累積観客数110万を超えた。

ところが、DCインサイドなどのオンラインコミュニティ掲示板には「君の名は。」を見ていると迷惑観覧客迷惑が多く、それも並外れた行動であったと不満のレビューが続いている。
どの映画を上映しても、携帯電話の光とか雑談など迷惑観客がいたというレビューが度々あったが、彼らの場合、度が過ぎるほどに反応が大きいことが問題。

あまりにも没頭したあげく映画上映の間に主題歌を大きく歌に合わせて歌ったり、劇中の決定的な台詞を一緒に沿って言う場合が頻繁にあるということである。

さらに歌に沿って歌いながら一緒に歌ってくれと腕を振って要求する観客までいたという。

また、すでに日本版を数えきれないほど見たあるオタク観覧客は、韓国版字幕翻訳を指摘しながら大声で笑ったという。
さらに後半の主要な場面で拍手をしながら大きく「わ~~」と歓声をあげて、きれいな女性キャラクターが出てくるたびに、「付き合いたい」と言っていた。
すべて多数観客の集中を妨げる迷惑行為。
このような特異な行動に「혼모노/ホンモノ」という新造語まで作られたほどだ。

ホンモノとは、日本語で「本物」という意味だが本当に夢中になった人、本当のオタクという意味で使われている。
「いや本当にあんなオタクが現実に存在していたの?」、「話にだけ聞いていた本当のオタクたちが本当の現実にいるね」など呆れ出る「本当の」という修飾語としてこれらを表現したものである。

ホンモノ観客が単に迷惑をかけたことを越えて、サブカルチャーのイメージを下げてオタク全体をひっくるめて悪者にするきっかけを作ることがないかと懸念する声が出ている。
このような過激な迷惑行為が「君の名は。」で初めて出たのではないという指摘もある。

以前の他の日本アニメにもホンモノ観客がしばしばいたが、見る人だけ見て、いわゆるオタクアニメなので、観覧客の層が限定されていて、同じオタクたち内でのみ指摘が出てくるくらいで終わっていたとのこと。
ところが「君の名は。」は大衆化に繋がって、一般の観客がこのようなオタク文化を初めて経験して文句をいいだして、迷惑観客現象が際立つものと分析されている。

多数の観客は、「集中して見ようと思えば早朝に見るのがよい」と助言する一方、「ママと乳幼児向け映画館のような、むしろホンモノ観客専用館を作るのはどうか」と不快感を訴えている。
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