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旅行者はとても疲れていました。聖地に向かおうとする意志は、吹きつける雨風に薄れて、新しい人に生まれ変わるという目標には錆がつきました。疲れていた彼の目に入ってきたのは、ある教会の修道院。寒い体を溶かす部屋が切実で、飢えたお腹を満たす温かいスープ一杯が頭の中をいっぱいに満たしました。まるで神様が道に迷った羊に光を与えたようでした。           

期待を抱いて入った修道院でした。ところが、驚くべきことに、そこには素肌が透けて見える女性が妖艶な表情で横たわっていました。間違って入ってきたかと思い、旅行者は再び玄関に出ました。目をこすって再び建物を見ました。依然としてそこには聖なる神の象徴である十字架がありました。そうです公然と売春行為がなされている場所は、神様の教えをかみしめる修道院でした。           
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13世紀中世ヨーロッパで起こったことです。人間の欲望を完全に統制する、いわゆる「暗黒期」と呼ばれる中世ヨーロッパで、どのように修道院で公然と性売買が成し遂げられたのでしょうか。現代社会で起きたならば、すべてのメディアがこれを社会面のトップ記事として扱うでしょうが、当時の状況は違いました。「性」という観念は、いつもその当時社会の文化・経済・政治的文脈によって異なって解釈されたからです。「売春」をめぐる考えは、古代と中世、そして現代に絶えず変化したという意味です。今週の史色も釣り性タイトルで始まります。テーマは売春です。
古代の性売買は寺院で行われた...「神聖な売春」の始まり            
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売春に関する記録は、人類最古の文明から発見されます。
まさにシュメールでした。紀元前2400年、シュメールウルクでは、司祭が売春宿を経営したという記録が伝えられます。それも寺院でした。シュメール文明の物語が集まっているギルガメッシュ叙事詩の一節です。


「遊女は胸をはだけて陰部を開いた」
これらの遊女たちは、寺院に住んで歓待売春をしたと言われています。主に旅行者や巡礼者を対象に性的サービスを提供したのです。このように、古代には聖と性が区別されませんでした。性の生殖能力は、自然が与えた贈り物として呪術的力があると考えたからです。神殿で神がくださった能力を賛美しながら性的関係を結ぶのは自然なことでした。学者たちがこの当時寺院で行われた売春を「神聖売春」(Sacred Prostitution)と呼んだ理由です。著名なシュメール学者サミュエルノアクラメールは、「シュメールの王たちが愛と戦争の女神イナンナ寺院で性交しながら権威を誇示した」と話しました。           
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古代ギリシャの売春から「ポルノ」が出た
私たちに馴染みのあるギリシャ寺院でも同様でした。コリントのアフロディーテの神殿でも売春行為が行われました。そこの神殿の遊女たちは「ヘタイラ」と呼ばれていました。彼女らは神殿で体を売り、そのお金をアフロディーテに奉献しました。衣服を正しく着たし、言動が上品だったので、市場の売春婦たちとはその級が違いました。           
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お金のないギリシャ男性たちがよく訪れる売春婦もいました。高級遊女であるヘタイラと区別するために、彼女らは「ポルノイ」(Pornoi)と呼ばれていました。ポルノイと彼女らの常連客の生活、習慣、行動を記録した記録物がまさに「ポルノグラフィ」でした。韓国語で解けば一種の売春帳簿であるわけですね。性関係映像とイメージを意味する「ポルノ」がここから派生しました。
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ギリシャを受け継いだ古代ローマは帝国でした。暇さえあれば彼らは戦争を繰り広げ、全ヨーロッパを自分の前庭にしました。ブリテン島からトルコ地域まで、いたるところから奴隷があふれ出て来ました。自然に女性を性奴隷として売るための市場が形成されます。奴隷商たちは女性がよく見えるところに展示をしました。「売るために展示する」という意味のラテン語が、prostituteが売春婦を意味する「プロスティチュート」に変身した背景です。古代ギリシャとローマの売春の歴史が現代言語にまでその跡を残したわけです。           
中世ヨーロッパでは、教会は抱え主だった
中世ヨーロッパの売春の変曲点です。キリスト教が中世人の生活を抑え始めてからでした。彼らは売春を「悪」と見なしました。一般人女性と遊女を区別するために彼女らに特別な服を着せたりしました。イギリスのブリストルの遊女は縞模様のマントを着用し、フランスのマルセイユでは縞模様のフードを着ていました。なぜよりによってストライプなのか。旧約聖書にそのヒントがあります。「二つの布で織った服をあなたの体にかけてはいけない」(レビ記19:19)。いくつかの生地で作られた縞模様の服はまさに「悪魔の服」でした。境界人である性売買女性に誰よりもよく似合いました。 

しかし、中世が売春を無条件に排斥するだけではありません。性売買女性が消えた場合、「静粛な女性」が害を受ける可能性があり、「必要悪」と考えられました。キリスト教の歴史で最も重要な教父で通じる聖アウグスティヌスも、「必要悪として性売買」を擁護した人です。国家と教会は結局、売春を排除するのではなく管理することにしました。フランスのパリ、トゥールーズ、イギリスのロンドンなどヨーロッパの主要都市には、売春集結地である「遊郭」が席をとるようになります。どちらも国と教会が管理する地域でした。

最初は性売買が蔓延しないようにするのが目的でした。しかし、ある瞬間から国と教会の金儲けが手段に転落します。1161年、イギリスのウィンチェスター司教は売春業を許可する権限を得ました。司教が一種の売春許可を得ることになったのです。もちろん性売買収益の一部は教会に行ったでしょう。売春婦を意味する俗語であるウィンチェスターグース(ガチョウ)の語源がここにあります。      
     

一部の地域の神父や修道女たちも、自分たちの建物を売春場所としてレンタルしたりしました。収益性に誰もが盲目の時代でした。英国全土で教会内部に売春が蔓延したため、ケンブリッジ大学総長の任務の一つは売春を管理することでした。(当時大学は教会の付設機関でした)14世紀スウェーデンの聖ブリギータ修道女は「修道院が神聖どころか遊郭に近い」と一喝したりもしました。

教会の管理を受けた遊女たちは死んでまで「異邦人」でした。前述のウィンチェスター地域のカトリックの神父は、遊女の葬儀ミサを辞退します。ミサを受けられないというのは「地獄に落ちろ」という呪いに他なりませんでした。遊女たちの遺体は、(同情心に満ちた)市民によって一箇所に集められました。今でもロンドンクロスボンズという地域には中世時代から近世まで葬儀ミサを拒絶された遊女たちの集団墓地が残っています。
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梅毒と宗教改革...売春に打撃を与える
翼をつけた売春にも危機はやってきます。性病「梅毒」の登場によるものです。1492年、コロンブスが新大陸を発見した後、梅毒が初めてヨーロッパの土地に足を踏み入れました。(新大陸から来たのかヨーロッパで自然発生したのかはまだ学説が分かれています)フランスがイタリアを侵略して「イタリア戦争」まで勃発すると梅毒は猛威を振るいます。自然に乱雑な性交がなされる性売買集結地が梅毒の温床で非難されます。1546年にロンドンで、1560年にパリで公娼が廃止されます。16世紀、ドイツのヘレナロウボルディンという売春婦は性売買をして摘発され、指を切られて街から追放されます。           

カトリックの放縦な性生活を批判した宗教改革がヨーロッパに広がり、売春を立てる場を失います。ルターは「みんなが浄化されているこの時、私たちキリスト教徒が社会の真ん中に遊郭を日常的に容認するのは悲しいこと」と話しました。 
            100年後の売春はどんな姿だろうか           
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改革の炎は長くはありませんでした。人間の性的欲望は簡単に止まりませんでした。医学の発展により、ほとんどの性病が治療が可能になったことも売春の寿命を延ばしました。現代社会にも依然として売春が社会のあちこちに広がっています。最近はセックスロボットやセックス人形まで登場します。神の空間から始まった売春が、今は空想科学領域まで広がったわけです。100年後の売春はどんな姿なのでしょうか。
https://n.news.naver.com/mnews/hotissue/article/009/0005078122?type=series&cid=1089685           


韓国・反応


・性売買が一体どうして不法なのか?



・だから牧師たちが‥



・自分の家族を愛する人は子供たちが家庭と家族の中心だが、自分が中心である人はすべて自分の欲望の対象であり、本人の欲求の供え物に過ぎません



・ゴミ記者よ、今の問題である新天地でも取材してみろ



・共に強かん党を思い出すよ



・カトリック、腐るところまで腐った集団



・性と淫乱の最高峰は、共に党と左派団体についていけません



・今の教会は完全に腐っている。牧師は教会の若い女性たちに性的暴行を加えており、韓国は世界で唯一、十分の一税を集めて牧師の腹を満たしており、執事、勧士、長老を任命しながら高額の任職献金を捧げなければならない完全に腐っているところが教会だ。 教会ももう国民の審判台に上がらなければならない



・中世教会は神父だったよ‥あの堕落した教会を批判してプロテスタントに宗教改革をしたのがマーティンルターであって‥



・最近は子供達も見る欄にこんな記事も平気で上がってくるのが..時代が変わっても早く変わるようで寂しいですね



・これ19禁の記事に19禁の写真じゃない?



・こういうのは記者本人のブログに書かなくちゃ。ニュースwww本当に記者は誰でもできるんだね



・面白くよく読みました



・牧師や神父たちが性犯罪を沢山犯す理由があったね



・韓国で性売買を不法に決めた理由は、国民が望んでいるからです。売春を合法化すると、口に泡を立て反対する人が多いです。私の夫が、私の彼氏が売春宿でお金を払って他の女性と性行為をする?許す女はほとんどいません。逆に妻が、私の彼女がたまに近くの店に行ってバイトで売春をするか?お客さんをもらってくるか?やはりダメですね~大韓民国で売春の合法化は夢にも考えられない話です



・過去の歴史を見れば売春は人類の歴史と共にしたことが分かる、大韓民国の売春の歴史を見よう、いわゆる進歩政権が道徳的だとしていくつかの風俗街を叩き始めたのが盧武鉉の時からだ。自分たちはあらゆる悪事をしながら公娼をなくし始めたのだ、その結果はどうなのか?風船効果が発生して公娼は減ってなくなったが、目を向けるだけで全天地で売春ができるようになったのだ。無理に目を閉じてしまうが、床屋、マッサージ店、オフィステル、さらには住宅までも呼び出すことができるようになっている、結局は保健上も管理されない売春が広範囲に広がったのだ



・売春は合法化しろと要求しながら、いざ売春女性は蔑視する人が多い



・これを子たちも皆見るのに、記事で書いて‥記者、変態か?



・早く性売買を合法化しなければならない



・そのまま合法化一択



・記事を下ろせ



・性は神聖なものでも低級なものでもない。生殖欲求の本能であるだけだ



・宗教をちょっとなくそう



・もともと宗教は何でも自分たちに有利なように解釈する



・今から教会に通うことにしました。このような良いところを今さら知るなんて



・ゴンヒ?



・女性がお金を稼ぐ最も簡単な方法の一つだった。特に戦後に



・キリスト教ではなくカトリック教の歴史ですね。教会といってびっくり。無知な毎日経済の記者



・保守が崇めるパクチョンヒは性暴力大魔王だったよ^&^



・日本の慰安婦は賢明な制度だったww
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